別居して離婚も視野にいれていたものの、
ここにきて「本当に離婚していいのか」と迷っていませんか?
離婚したらいまより苦しいかもしれないし、
かといって家に戻るとまたツラい日々に逆戻りかもしれません。
ここで正しい決断をしなければいけないですよね。
私
【体験談】離婚に迷うわたしが離婚を決断した理由
このページでは、「別居中に離婚に迷う」ときはどうしたらいいかお伝えしていきます。
1・迷うなら離婚は待つべき理由
2・やり直すか離婚するかの決め手
しっかり読むことで、
あなたは離婚するべきか復縁するべきかのヒントを得ることができます。
結論からいえば、別居期間を延長するのがいちばんオススメです。
占い|「離婚するべきかわからない」私の迷いを消した占い師
別居中に離婚するか迷うなら保留するべき
別居中に離婚を迷ったら、別居期間をのばしていったん保留にすることを強くオススメします。
はやく白黒決めたい気持ちもあるでしょう。
だけど、離婚を保留することには以下のようなメリットがあります。
- 気持ちの変化を確かめられる
- 相手も変わってくる
- 別居のまま得すること
気持ちの変化
いちばん大きな理由は、あなたの気持ちの変化。
期間を延ばすことによって、離婚に対する気持ちをじっくり再認識できるという点。
ある調査によると、
離婚を後悔した方のおおくが「焦って決断したことを後悔している」と答えたそうです。
あなたは、最初は「離婚しよう」と考えました。
そしていま、「やっぱり」と迷いはじめました。
そんなふうに、ひとの気持ちは常に移ろいゆくもの。
仕事や環境の変化、その暮らしへの慣れも出てくるでしょう。
この先もどっちに気持ちが動くかなんてわからないんですよね。
いつかはその迷いもどっちかに振れるでしょう。
それなら、自分の気持ちがちゃんとどっちか選択するまでは、
そのままいたほうが良いのは言うまでもないこと。
わざわざ迷ってる段階で答えを出す必要はないと思いませんか?
相手の変化
旦那さんだって考えは変わっていきます。
あなたとの修復を目指しはじめるかもしれないし、
もう離婚したものだとおもってひとりで生きていくかもしれない。
優しくなるかもしれないし、逆に冷たくなるかもしれない。
そういった相手の変化を受けて、
あなたの考えもまた固まっていく。
長すぎる保留は難しいかもしれませんが、
数ヶ月そのままにしておくことはできるのではないでしょうか。
離婚と別居どっちが得か
気持ちの問題だけじゃなく、
別居のままにしておくメリットはあります。
●離婚に関する面倒な手続きはない
●いまの住まい以外に費用がかからない
●婚姻費用を受け取る権利がある(旦那さんからの生活費)
●世間的にバツがつかない
●扶養に入っていられる
●別居がながいと慰謝料が増えることもある
とくに経済面では別居状態のほうが有利。
(旦那さんが大黒柱である場合)
なかにな「別居のまま貯金をしてから離婚する」という方もいるそうですよ。
離婚か復縁か【別居中に考えるべき7つのポイント】
とはいえ私は、
ただダラダラと別居を続けておくことをオススメしているわけではありません。
なかには婚姻費用だけを目当てに籍だけ入れ続けておく方もいますが、
それだとお互いのマイナスにしかなりませんし、
「悪意の遺棄」とみなされて離婚に不利となります。
正当な理由なく同居を拒むこと
別居でいえば「ずっと家に帰らないけど離婚もしない。わざとお金だけ受け取ってる状態」が当てはまる
あくまで決断を保留するだけで、
近いうちに「離婚か復縁か」を考える必要があります。
同じように漫然と暮らしていてもその迷いはさらに深まるだけかもしれません。
そこで、参考までに「なにを基準に離婚を考えればいいのか」という点について7つまとめました。
- 期間はどのくらいにするべきか
- 自分の気持ちとしっかり向き合うこと
- 子供の様子
- 1人になりたいだけではなかったか
- 旦那さんの様子
- 恋愛はしたいか(しているか)
- 最悪の場合、いったん戻ろう
私
これに加えて離婚に迷うわたしが離婚を決断した理由のページでも考えるべき部分をまとめています
順番に詳しく解説していきますね。
別居から離婚までの平均期間
「保留っていうけど、そもそも別居ってどのくらいするものなの?」
こんな部分についてですが、しいて基準を言えば6ヶ月です。
別居の平均期間は2年だそうです。
ただ、これはトータルの平均であり、実際は長くなればなるほど離婚率は低く、早いほうが離婚率が高まっています。
離婚を決めた方の8割は1年以内の別居期間をもって決断しています。
そのため、期間を設けるなら6ヶ月~長くても1年とするべきでしょう。
私
あくまでひとつの目安として、区切りを決めておきましょうという話です
寂しい|やり直したいと思う気持ちはあるか
やっぱり向き合うべきは自分の気持ち。
損得よりなにより、「相手とまだ暮らしていきたいか」が大切で、
ここをしっかり考えることが正しい決断のために最も重要です。
●少しでも寂しいと思う気持ちはあるか
●やり直したいと考える自分はいるか
まずはお金や子供抜きで、
あなたがどうしたいかをしっかり考える。
あなたの幸せは、
あなたが自分に向き合うことでしか得られません。
子供の状態はどうなのか
お子様がいれば、もちろんその様子も気がかりでしょう。
「パパに会いたい」なんて言われたら別居中の迷いも加速するものです。
父親と離れて暮らしはじめたころは「お父さんに会いたい」なんていう子供も少なくありません。
時間とともに母親との暮らしに慣れていくこともありますし、
逆にさらに父親を恋しく思うこともあります。
そういう意味でも別居の保留はオススメ。
お子さんの心境の変化にも注意を配り、そのうえで離婚を決断しましょう。
子ありで離婚するべきかの判断基準についてはこちら。
子なしで離婚に迷うときはこちらの記事もご覧ください。
1人になりたいだけだったのか
わたしもそうでしたが、
別居した直後はものすごい解放感がありますよね。
ただ、
それが「旦那がイヤだから」なのか
「家庭が窮屈だったのか」で、
離婚するべきか変わってきます。
夫婦の関係に問題があるなら離婚もやむなし。
だけど、案外と「ただ1人で過ごす時間がほしかっただけ」ということもあるものです。
もし自分が「ちょっとストレスで疲れていただけだ」って感じるなら、
やり直していく道もあるでしょう。
その気持ちを素直に伝え、今後は定期的に1人の時間をつくるようにすれば良いのです。
離婚したいのか。
それともラクになる時間がほしかったのか。
それを自分に問いかけてみましょう。
旦那に改善は見られるか
もちろん、相手の変化も離婚材料のひとつ。
夫に問題があるならとくに気にするべき(というか気になる)ところでしょう。
●モラハラ
●金銭感覚
●女性関係
●DV
●束縛
こういった「自分ではどうしようもできない問題」
これについては相手の改善が見られなければ離婚するべき。
「別居してみて、やっぱりガマンできるかも」なんていう考えはダメですよ。
相手が変わらないなら離婚するべきです。
恋愛や再婚はしたいか
新しい相手を探したい。
あるいはすでに良い人がいる。
そんな場合は離婚する方向で考えましょう。
浮気が発覚すればもちろん離婚は不利になりますし、
そのままでいても先がありません。
不倫のまま続けるという選択もありますが、
よほど割り切れない限りはオススメしません。
私
ここでもやはり「迷うなら保留」してみることをオススメします
好きな人がいて離婚に迷うならこちらのページがおすすめです。
どうしても決められないならいったん戻ろう
期間を決めて、それでも迷うなら、
いったん離婚そのものを保留して家に帰りましょう。
お子さんがいればあまり振り回すのもかわいそうですが、
迷ううちは離婚しないという方が無難です。
もういちど家に戻ってみたら案外やり直せるかもしれないし、
逆に「やっぱりもうダメだ」と離婚の意思が固まるかもしれません。
別居していた家はそのままにするのも良いでしょう。
いつでも逃げ込める場所としてとっておくイメージです。
別居中に離婚に迷うなら、まだ悩むべき時間
●離婚に迷うならまずは保留
●期間を決めてポイントを考え直そう
●最悪は家に戻る。別居場所は確保しておくのもアリ
いずれにしても、迷っているうちというのは迷うべき時間なんです。
悩んでいるうちに焦って決断しても、正しい選択にはならないもの。
こう言ってはなんですが、
半年も1年も周囲から見たらあまり大きな差はありません。
「この先30年のために悩むべき数ヶ月」
そう考えて、いまは積極的に悩むのも良いのではないでしょうか。
以上、別居中に離婚するか迷ったらとるべき行動でした。