「離婚するべきか迷う。自分ひとりじゃ決められないし誰かに相談したい」
「離婚するとなったらなにが必要でなにをすればいいのかわからない」
こういったお悩みにお答えします。
離婚について客観的に判断したいときに役立つのは相談相手。
しかし、周囲に相談できる相手がいなかったり、
いたとしても偏った意見ばかりだったりすることもありますよね。
手続きや法に関する疑問もあるけど、
専門家に相談といっても緊張するしお金だってかかります。
だけどこのままではあなたのモヤモヤも晴れず、
時間ばかりが過ぎていよいよ離婚するタイミングも失いかねません。
私
このページでは、「離婚するべきか迷うときの相談相手」について、
わたしが実際に相談した相手を含めていくつか紹介しますね。
1・迷っているときのNG相談先
2・オススメの相談相手
3・離婚を決めたあとの相談機関
これを読むことで、離婚の相談はどこにするべきかハッキリわかります。
私
離婚するか迷いがあるうちは弁護士や探偵に相談はダメ
「離婚相談」というと弁護士や探偵などの専門家を想像するかもしれません。
実際、わたしもそういう所で相談するべきなのかと迷いました。
だけどこれ、迷っている段階だとオススメしません。
なぜなら、弁護士や探偵は
「すでに離婚の意思が固まっているとき」
にこそ活躍する方たちだからです。
私
普通に離婚できるならあまりお世話になることはないかなと
もし離婚に迷う段階でこれらに相談するケースがあるとすれば、
「離婚に関して法律上の話を聞きたいとき」かなとおもいます。
●どっちが親権をとれそうか
●慰謝料はとれるのか
●どっちが有責になるのか
これらがイマイチわからず、
それが迷いの原因となっているならありでしょう。
明確な質問がない場合、
弁護士や探偵はカウンセリングとしては高額すぎると思います。
離婚するべきか|迷いを相談する相手5選
では、明確な質問もなく、
そもそも離婚するべきかも迷うときは誰に相談するべきなのか。
候補としては以下の5つ。
- 親や身内
- 友達
- SNS
- 離婚カウンセラー
- 占い師
私
親や兄弟
まず頭に浮かぶのはご両親や兄弟などの身内ですよね。
あなた自身の親御さんはもちろん、
旦那さんの親や親族に相談することも考えるでしょう。
離婚するとなれば絶対に話さなくてはいけませんし。
しかし、ネットの掲示板なんかでは「親に言うのは最後」という方も少なくありません。
近い人間に相談することは思った以上にデメリットもあるようです。
メリット
メリットは言うまでもなく「相談しやすいこと」
これについては深く掘り下げる必要もないでしょう。
あなたの人間性を知っていますし、
お金のことなど言いにくいことも気兼ねなく話せます。
デメリット
しかし、近すぎる人間に相談することは多くのデメリットも持っています。
一方に偏った意見となる
親兄弟というのは客観的な視点を持ちません。
どうしても極端に偏った意見を持って接してきます。
ひたすらあなたの味方となってくれるかもしれませんが、
いざ離婚したら再婚も難しくどうにもならなかったり。
あるいは逆に「少しくらいガマンするべき」と離婚を阻止してくるかも。
相手の親御さんなんてまず間違いなく「あなたの味方にはならない」と考えておくくらいで丁度良いでしょう。
ひどい話だと、
「シングルマザーになられたら育児の負担がのしかかってくる。それは困るから意地でも離婚させない」
なんていう親御さんもいるそうです。
話が勝手に進む
また、迷いを相談しただけなのに話が勝手に進んでしまうことも珍しくありません。
夫婦の意見を無視して離婚をすすめたり、親同士で話してしまったり…
旦那さんに話がいってしまうということもあります。
すごいイヤですよね。
法律には詳しくない
それに加え、身内の多くは法律に詳しくないです。
あくまで感情の部分であなたに意見することしかできないんですよね。
相談するべきケース
このことから、ご両親や兄弟に相談できるケースとしては、
「あなたの好きにしなさい」と、出張らず見守るスタンスの場合です。
中立的でかつ余計な行動を起こさないという確信があるなら相談しても良いでしょう。
そのうえで、離婚となればあなたの味方になってくれるようなご両親なら理想的です。
友達
仲の良い友人がいればそこで離婚するべきか相談するのもあり。
こればかりはどんな友達がいるかによるのですが、
わたしの場合はデメリットの方が大きかったように感じます。
メリット
メリットとしては「距離感」かなとおもいます。
親御さんほど深刻にならないし、
友達がでしゃばって家庭まで言及してくることはありません。
あくまで「悩み相談」にとどまりますので、
気楽でいてなおかつあなたの事を理解したアドバイスとなるでしょう。
デメリット
デメリットとしては3つ。
決断材料にならない
あくまでわたしの場合はですが、
友達って「決定的な意見」を言ってくれません。
他人の人生に責任は持てないですから、
どこまでいっても「大変だねー」というくらいのもの。
「離婚しなよ」
「しない方がいいよ」
そういった意見がなく、あくまで中立的な相談となります。
専門家でもありませんから、
ただの愚痴聞き大会のようになって話がすすまない可能性が高いです。
友達同士で話がまわる
また、女性同士のウワサ話は怖いもの。
知らないうちに離婚問題をみんなが把握してしまう危険もあります。
友達なら気にならないとも言えますが、
場合によっては知られたくない相手にまで知られてしまうでしょう。
繰り返し相談できない
これはわたしが勝手に思ってることなのですが、
何度も繰り返し相談するのは避けたいところ。
なぜなら、向こうは内心「またその話?」って思うから。
誰だって答えの出ない相談をいつまでもされるのは疲れるものです…
相談するべきケース
ということで、もし友達に相談できるケースがあるとすればたったひとつ。
「ホントに親身に相談に乗ってくれるかどうか」です。
中途半端なお付き合いの友人だったらやめておいた方が無難。
「このコなら」っていう相手以外には軽々に言わないようにしましょう。
SNS
スマホが普及した現代、
悩み相談としてSNSを活用するのも悪くありません。
「離婚したい」
「離婚垢」
「シンママ」
こんなふうにSNSで検索すれば、
同じ悩みを持つ方やすでに離婚した方と繋がれます。
メリット
メリットは2つ。
多数の意見が聞ける
あなたと同じ悩みを持つママや、
さきに離婚した方の意見。
これらは親や友達の意見より参考になります。
多数の意見を中立的に聞く事で、
あなたは離婚するべきか、それとも思いとどまるべきか客観的に判断できるでしょう。
気楽である
SNSは匿名性が高いですから、
親や友達よりも気楽に相談できます。
案外、近すぎるから話せない本音とかありますよね。
わたしはこういった所でこそ自分の暗い部分を吐き出していました。
デメリット
デメリットは3つ。
みんな無責任
気楽なのは良いことなのですが、
それ故にSNSで顔も見えない相手の意見は無責任そのもの。
関わりのない相手だからこそ、
「はやく離婚しなよ」「離婚するな」
なんとでも言ってきます。
旦那さんにバレる
旦那さんもSNSを利用している場合、
あなたの愚痴や相談を見つけてしまうかもしれません。
使い方には注意が必要です。
炎上リスク
旦那さんの愚痴や離婚問題というのはバズがおきやすく、
それゆえに炎上しているアカウントもしばしば。
そこまでいかないとしても、
心ない言葉や反対意見なんて日常茶飯事となります。
相談するべきケース
SNSを使って相談する場合、
ネットリテラシー(ネットを安全かつ適切に使う能力)が必要かなと思います。
素性は隠して、あまり他人の言動に振り回されすぎず、
あくまで「遠くの誰かの意見」として捉えるようにしましょう。
離婚カウンセラー|おすすめ
離婚に迷っている段階で相談できる専門家としては「離婚カウンセラー」というものがオススメ。
離婚カウンセラーとはカンタンに言えば「夫婦問題に特化しか相談窓口」
弁護士や探偵とは違い、
「まだ迷っている」という段階にフォーカスしたサービスと言えます。
●悩みすぎてうつになった
●離婚したいけど迷っている
●子どものことで悩んでいる
あるいは夫婦関係修復のための「夫婦カウンセラー」もいます。
自治体の窓口なら無料、個人の相談機関でも1万円/1時間ほどと弁護士等に比べると安価。
法的な手続きはできませんが、
メンタル面でのサポートや相談には強く、
「決断はできてないけどとにかく話を聞いてほしい」という場合にオススメ。
ネットなら「都道府県 離婚カウンセラー」と検索すれば見つかりますよ。
メリット
離婚カウンセラーのメリットは、特化したサービスだけあって豊富です。
メンタル的なサポートに強い
離婚カウンセリングは「具体的に行動する」というよりも「相談する」という機関。
ですから、基本的にはあなたの悩みに親身に寄り添ってくれます。
どちらかに決めろと迫るワケもなく、
ただ話を聞いてもらうだけでも利用価値ありですね。
第三者の冷静な意見を聞ける
豊富な経験と専門知識をもち、
そのうえで冷静な第三者としてあなたにアドバイスをします。
これは友人やSNSにはない部分ですよね。
夫婦関係の修復もサポート
もし夫婦関係の修復も考えているなら、
そちらに対しても問題点と改善点を教えてくれます。
セックスレスなどの繊細な問題にも良いですね。
デメリット
デメリットとしては単純に「敷居が高くて気が引けること」と「お金がかかること」でしょう。
料金も安価とはいえまちまちで不透明。
「手続きのできないちょっとした弁護士」くらいの認識となります。
相談するべきケース
相談するとしたら「専門家としっかり話したいとき」
これに尽きます。
さすがに友達や親に相談するよりは進路が明確になるでしょう。
占い師|おすすめ
わたしの場合、
離婚の決定だとなったのは電話占い師の意見でした。
占いでも離婚に関する相談は少なくありません。
すべてを委ねるのはオススメしませんが、カウンセラーとしてもかなり優秀です。
もちろん具体的な手続きはできませんし、法律的なアドバイスはありません。
しかし、占いならではのアプローチもあり、メンタル面でのサポートは一流です。
メリット
わたしが感じたメリットは以下の通り。
気楽に受けられる
電話占いはいつでもどこかでも受けられます。
カウンセラーほど敷居は高くないのが魅力ですね。
親身に相談に乗ってくれる
しかし、親や友達に相談するよりも本格的。
占い師は相談のプロなので、どんな相談だったしっかり聞いてくれます。
また不倫など公的な場では言いにくい相談も向いています。
未来を予想してくれる
占いらしく、
「離婚したらどうなるのか」を予想してくれます。
100%当たるワケではありませんが、
わたしの場合は未来が高精度で的中していますよ。
デメリット
デメリットとしては「お金がかかること」と「手続きはできないこと」でしょう。
離婚カウンセリングと同じように、あくまで相談どまりとなります。
相談するべきケース
以上のメリデメから、占い師に相談するケースとしては
●身近なひとに相談できない(したくない)
●でも本格的なアドバイスがないと決断できない
●弁護士などの機関は緊張する
こういった場合かと思います。
占いに関しては「占い|「離婚するべきかわからない」私の迷いを消した占い師」のページでさらに詳しく解説しています。
そちらもご覧くださいませ。
離婚するべきか決まったら|決断後の相談先
- 親や身内
- 友達
- SNS
- 離婚カウンセラー
- 占い師
これらが離婚に迷うときの相談先。
冒頭でも言いましたが、オススメは「離婚カウンセリング」か「占い」です。
やっぱり専門家と一般人だと天と地ほど差がありますからね。
ここからは余談ともなりますが、
今後のあなた様に向けて。
「もし離婚を決断したら誰に相談すれば良いのか」
あるいは「離婚に気持ちが傾いている」という場合。
離婚する流れが濃厚となった場合は相談先も変わってきます。
- 弁護士
- 公共機関
- 家事相談室
あるいは「離婚経験者」ですかね。
順番にご紹介します。
弁護士に相談するべきケース
さきほどもちらっと申し上げましたが、
弁護士を介入させるべきケースは「なにかしら問題があるとき」です。
「問題」というと…
●モラハラやDV、浮気などがあり慰謝料請求したいとき
●養育費や財産分与、親権で揉めている
●向こうが離婚について話し合ってくれない
こういったケース。
とくに問題なく協議離婚(話し合い)となる場合は弁護士の活躍どころもないでしょう。
お金はかけたくないけど問題があるとき
しかし弁護士は高額となりがち。
「問題はあるけどそんなにお金はない。そういうときはどこに相談すればいいの」なんていうときについてご紹介します。
浮気や不倫の場合
この場合はお金こそかかりますが探偵か弁護士しかありません。
「慰謝料でまかなう」という目処をもって依頼します。
費用を立て替えしてくれる制度や、
相談なら無料の弁護士もいます。
DV・モラハラなどの場合
誰に相談すべきか迷ったら、弁護士のほかにも以下の相談機関に助けを求めることが可能。
相談を聞いてくれるだけでなく、カウンセリング、緊急時の保護、保護後の生活支援などについての情報提供なども行っています。
配偶者暴力相談支援センター
配偶者から受ける暴力を防止するとともに、
被害者の保護を図ることを目的とした相談機関。
お住まいの自治体にある婦人相談所や女性センター、福祉事務所などに開設しています。
モラハラでも相談できますよ。
福祉事務所
社会福祉法第14条に基づき設置されている事務所なので、どこにでも必ずあります。
経済面や精神面などの問題に関する相談を受けるだけでなく、公的な福祉が必要なケースでは支援を行います。
「DVなどによって離婚を考えているが、離婚後の生活はどうすればよいかわからない」
「避難場所がない・住む場所がない」
こういった悩みがある場合は、ひとりで抱え込まず相談してみましょう。
警察
極度の暴力や暴言などは警察にも頼れます。
※ただ、よく聞くように「結局なにもしてくれない…」というケースも。
しかし「警察を呼んだ」という事実もDVなどの証拠になります。
具体的に解決してくれなくても、積極的に活用したいところです。
離婚について知りたいだけなら家事相談室
「そんなに問題もないし慰謝料請求も考えてない」
「だけど、ひとりだとなにかと不安で相談したい」
こういった場合は家庭裁判所に併設された「家事相談室」がオススメ。
離婚するまでに必要となりそうな手続きの種類やその手順、手続きに必要な書類の書き方など、具体的なことを無料で教えてくれます。
●手続きの方法や実際にかかる費用を詳しく教えてもらえる
●調停や裁判になる可能性が高いが弁護士費用の工面が難しい場合、どうしたらよいか教えてくれる
などなど。
気持ちの整理や法的な相談には向いていませんが、
「こういうときはどうすれば?」といった相談に向いています。
離婚するべきか迷うときは相談しよう
ということで、お話をまとめさせていただきます。
●迷っているうちに弁護士や探偵はNG
●特別な事情がなければ知人か別の機関を頼ろう
●離婚カウンセリングか占い師への相談が決断にはオススメ
●離婚が決まったら然るべき機関に相談しよう
離婚の相談というと弁護士なんかを真っ先に思い浮かべますが、
調べてみれば安価で利用できる行政サービスもたくさんありますよ。
弁護士は「起きた問題」に対しては強いですが、
気持ちの整理や相談には不向きですし高いです。
決断するための相談であれば、
それに見合ったサービスを利用しましょうね。
私
読めば読むほど迷いが晴れますので、続けてご覧ください
↓