まいにち毎日、
モラハラ夫が家に帰ってくると心臓が痛くなりませんか?
今日はどんな暴言を浴びせられるんだろう。
なにについてネチネチ言われるんだろう。
暴力になる前に寝てくれないかな。
そんなふうに、
旦那さんがいなくなるまで息を殺していませんか?
このまま日々が続けば、
やがてあなたは精神的に崩壊します。
お子さんがいれば、
守ることすらできなくなりますよ。
結論を言えば、
モラハラ夫とは離婚するべきです。
だけど、離婚がカンタンじゃないことも事実。
このままガマンする方が良いのか、それとも逃げた方が幸せなのか迷っていませんか?
私
そしてあなたと同じように、それでも離婚に迷いました
このページでは、「モラハラとの離婚に迷う」あなたへ向けて。
1・モラハラとは離婚するべき理由
2・モラハラと離婚するかの決め手とは
3・別居という選択肢について
4・離婚するなら覚悟すること
5・モラハラと離婚する前にするべきこと
これらをお届け。
しっかり読むことで、
あなたはいまの苦しみから解放されるヒントを得ることができますよ。
モラハラとは迷わず離婚するべき理由3つ
結論からいえば、モラハラ夫とは離婚するべき。
程度にもよりますが、きっとこのページを読んでいるあなたは、
「ちょっと機嫌が悪かった」なんていう言葉では済まないくらいの精神的暴力を受けているんですよね?
日常的な罵詈雑言。
「おまえが悪い」と人格否定。
言い返すなんて赦さない。
暴力はありますか?
それでも離婚に迷う気持ちはわかります。
たまに優しいときもあるし、思い出もある。
自分の将来を考えても、踏み切れないでしょう。
それでも、離婚するべきです。
もちろん、わたしはあなたの将来に責任はもてません。
ただ、それでも「どっちがいい?」と聞かれたら迷わず離婚をオススメします。
根拠は3つです。
- モラハラは治らない
- モラハラは毒親
- あなたは冷静じゃない
モラハラは治らない
確信していることがひとつあります。
モラハラは治りません。
発達障害やうつ、パーソナリティ障害などの病気という見方もありますが、
わたしはモラハラの根本は先天的な性格だと考えています。
事実、
「モラハラが軽くなることを信じて離婚しなかったけどダメだった」
「精神的な病気は治ったのにモラハラは治らなかった」
なんていう話はたくさんあります。
よほどの覚悟がないと治らないそうです。
治るというよりは、しなくなるが我慢してる可能性が高く、きっかけがあれば再発します。
DVもモラハラも本人の元からある性質、気質です。
育ってきた環境にもよるし、それをくつがえすには相当の覚悟が必要で、結局は元の木阿弥が普通です
私は元旦那に夫婦のやり直しを4回言われました。1年に1回、離婚の話し合いをしてました。
4回とも、2~3ヶ月で元の状態に戻りました。
4回目の前にモラハラを知り、勉強して、治らない病気みたいなものだと知り、自分の置かれてる状況を知り離婚に踏み切りました
【引用】知恵袋より
モラハラ被害者は口をそろえて「治らない」と言います。
あの手この手で頑張っても無意味だったと。
100%とは言いません。
ただ、治るとしても「本人が自覚して」「強い覚悟で」「専門医に診てもらって」というレベルでしょう。
そのため、これはもう逃げるしかないのです。
この「モラハラは治らない」というのが、
わたしが離婚をすすめる最大のポイントです。
モラハラは毒親である
お子さんはいますか?
いるとしたら、お子さんへの態度はどうですか?
きっと少なからず、
お子さんにもモラハラの気は出ているのではないでしょうか。
私
子供にも「おまえが悪い」「言うことを聞け」と
ハッキリ言って、モラハラは毒親に他なりません。
あなただけじゃなく、お子さんへの悪影響にもなるんですね。
モラハラに育てられた子供というのは極端に自己肯定感が低く、
情緒不安定、他人の顔色をうかがう、依存症になりがちといった様々な問題が起きやすいそうです。
また、お子さんにはなんのモラハラもないとしても、
ママであるあなたの精神がゆがんでしまえば、それはそのままお子さんに影響します。
子供のためを思うなら、
モラハラ夫とは離婚したほうが良いでしょう。
関連:子ありで離婚するべきかの判断基準5つ【実際に離婚してみた感想つき】
「良いときもある」は罠
迷う原因のひとつに「情」がありますよね。
「モラハラも多いけど良いときもある」
「思い出があって踏み切れない」
「いつもは温和なのに」
これ、完全にモラハラ被害者が陥る思考の典型です。
私
離れてみてわかることでしたから
モラハラはこうやって相手をコントロールし、支配します。
こういった思考がさらに悪化すると、
「わたしが悪いからいけないんだ」「こんなひとと付き合えるのは私しかいない」と自己犠牲の考えにシフトします。
でも異常なんですよ。
周りから見れば。
「迷う」ということは、あなたの思考はまだ正常です。
いまのうちに相手から離れることをオススメします。
モラハラとの離婚に迷う【離婚を選択する決め手3つ】
ということで、モラハラとの離婚をすすめる理由は
- モラハラは治らない
- モラハラは毒親
- あなたは冷静じゃない
これを基準に「離婚するべきか」を決めるべきです。
つまり、
- 治らなくてもいいか
- 子供に害はないか
- 自分じゃないひとの判断
こういうことです。
モラハラを受容して暮らしていけるか
モラハラが治らない以上、
離婚するべきかの判断基準は「治らなくてもいいか」
「治るかも」「変わってくれるかも」って思いなら離婚しましょう。
離婚しなくてもやっていけるケースとしては、
●モラハラを受け入れてうまく聞き流せる
●言葉でなんと言われても、じつは相手をうまくコントロールしていける
●ほかに楽しみを見つけ、モラハラが気にならなくなる
といった「モラハラとうまく付き合っていける」という場合のみ。
私
ほかはすべて耐えきれずに離婚しています
繰り返しますが、
決め手のひとつは「モラハラと付き合っていけるか」です。
すでに苦痛に感じてるなら、やはり離婚をオススメします。
子供にはどういう態度でいるか
お子さんがいる方にとっては、
子供への態度も離婚材料のひとつ。
モラハラ夫が子供にはどういう態度でいるか。
また、自分の苦しみは子供に伝わってはいないか。
もしあなたと旦那さんの問題だけで済んでいるなら良いでしょう。
モラハラを気にせず、子供はすくすく育っている。
そんなケースなら離婚しなくても大丈夫。
だけど、モラハラがお子さんにまで炸裂していたり、
あなたのストレスでお子さんも萎縮しちゃっているようならダメ。
わたしは離婚して明るくなった我が子をみて、
「ああ、この子は旦那とわたしの顔色を窺ってたんだ」って知りました。
他人の意見を聞こう
モラハラについても離婚についても、
やはりたくさん人の意見を聞きましょう。
もちろん最終的に判断できるのはあなただけですし、
話を聞くことで余計に迷いとなる可能性もあります。
しかし、家の中でモラハラを受けていると、
正常な思考ってできなくなってるんですよね。
友達でも親御さんでもいいし、
あるいは職場の同僚や、わたしのように占い師さんに聞くのもあり。
私
占い師さんについては「占い|離婚するべきか迷うときは」のページへどうぞ
客観的に「うちは普通なのか」
それを教えてもらいましょう。
離婚に迷うなら別居もある【モラハラと別居する注意点】
手前味噌ばかりで恐縮ですが、
わたしは離婚のまえにいったん別居をしました。
迷う方にとって、別居というのはワンクッションおける良い選択肢です。
そのため、離婚に迷いがあるあなたにも同じように別居をオススメします。
ただし。
これには3つの注意点があります。
- そもそも別居を許さない可能性
- あなたを悪く言う可能性
- とたんに優しくなる可能性
あなたの旦那さんはどうでしょうか。
モラハラは別居を許さない
そもそもな話、モラハラの旦那さんに別居を提案しても、
スムーズに「はいわかりました」とはならない可能性が高いでしょう。
モラハラのひとは世間体も気にしがちですし、
なにより「家の中にいるオレより弱いやつ」が大好きです。
ストレス解消道具であるあなたが、
自分に反発して家を出ていくなんて許せないんですね。
きっとあの手この手で別居を反対します。
そこでオススメなのは、
「別居かこのままか」という話から「離婚か別居か」という選択肢にすり替える方法。
私
相手が妥協して別居となりました
最初から別居を提案してたらダメだったかも…
営業で使われる「ドアインザフェイス」ですね。
「別居したい」ではなく、
「離婚したい。最悪でも別居したい」と言うことで別居という目的を達成できるかもしれません。
モラハラはあなたを悪者にする
モラハラ夫は、別居したあなたを悪者にします。
あなた自身に「家庭を放棄してダメな女だ」っていうかもしれないし、
外では「妻がろくでなしだから追い出した」なんていうかもしれない。
別居したって反省せず、
「誰の金でそっちに住んでるんだ」とか
「オレがいなくて困ってるだろう」なんて言うかも。
悪質なモラハラは、離れても逃がしてくれません。
もし別居が叶っても、こういった被害に遭う可能性はあります。
モラハラは豹変する
逆のパターンもあります。
別居したことで、
モラハラ夫が急にしおらしくなるパターンです。
私
騙されちゃダメですよ?
モラハラ夫はおもちゃを取り返すためなら涙のひとつだって流します。
ここで「じゃあやっぱり」って家に帰ればもとどおり。
それどころか、「こいつはオレから離れられないな」とさらに見下される原因にもなります。
関連:別居中に離婚するか迷うなら
迷いは禁物|モラハラとの離婚は強い意志が必要
ということで、やはりモラハラ夫とは離婚なり別居なりするべき。
そのため、ここからは「離婚するなら」という体でお話をすすめさせていただきます。
私
まず、モラハラと離婚するなら強い意志が必要です。
少しでも迷っていれば家庭に引き戻されてしまいます。
なぜなら、モラハラは離婚を嫌うから。
世間体にしてもそうですし、
さきほども言ったようにモラハラは「弱いと思ってた相手が自分に逆らう」ということが許せません。
なにより、モラハラって自分が悪いと思ってないじゃないですか。
そのため、
1・まず離婚させまいと揉めます
2・するとしても自分の非は認めず揉めます
3・養育費や慰謝料も払おうとしません
アメとムチをつかって、なんとかあなたの心変わりを目論むでしょう。
繰り返しますが、
モラハラと離婚するには強い覚悟と鉄の意志が必要です。
モラハラとの離婚を選択したらするべきこと3つ
具体的なお話をしていきましょう。
モラハラとの離婚は揉めるものとしたとき、
あなたには3つのやるべきことがあります。
スムーズな離婚を叶えるため、
そして離婚後に困窮しないために必ずしておいてほしいことです。
- 洗脳から抜け出す
- 日記をつける
- 録音する
3つです。
「私が悪い」はやめる
ひとつめの準備は気持ちの問題。
「わたしが至らないから」
「わたしがガマンすれば」
「わたししか」
こういった意識は一切捨てましょう。
自分の人生を犠牲にしたって、
モラハラは治らないし反省もしないし、誰も幸せになれません。
あなたは悪くない。
悪いのは向こうです。
こういう意思でいないと、
ちょっとした油断につけ込まれ、また家庭に元通りですよ。
モラハラは天災のようなものです。
地震や雷からは誰だって逃げますよね?
そこで「わたしが頑張る!」なんていうのは無意味なんです。
まずは強い意志と「加害者は相手」という認識を持ちましょう。
日記をつける
ふたつめにしてほしいことは「記録をつける」です。
どんなことでも構いません。
日記じゃなくてもいいし、自分のLINEに送っておくでも結構。
●どんな暴言を吐かれたか
●暴力はあったのか
●これで何度目なのか
モラハラは密室で起こることがおおく、
得てしてモラハラ男は外面が良いものです。
そのため、いざ離婚となっても立証が難しくなります。
「あなたの被害妄想じゃないですか?」っていうことですね。
人間の記憶も曖昧なもので、
受けたモラハラもすべて暗記していることは不可能。
そこで有効なのが「記録」なのです。
また、記録をつけることで自分を客観視することにもつながります。
「ああ、こんなことされても私ってガマンしてるのか。おかしいな」って。
録音しておく
もっと強力な離婚の武器は録音です。
スマホの録音だといささか音声がとりにくく、とっさの操作も難しいでしょう。
オススメはこういった使いやすくバレない小型ボイスレコーダーです。
音声は離婚の際に強力な武器になりますし、
慰謝料など経済面でも有利に働きます。
私
離婚するかどうか迷ってるうちでも精神衛生上オススメです
また、離婚するべきか相談できる行政のサービスも利用しましょう
迷ってる場合じゃない【モラハラとの離婚は急げ】
ということで、お話をまとめさせていただきます。
●モラハラとは離婚するべき。治らないし良いことはない
●迷うなら決め手は「治らなくても付き合えるか」「子供」「客観的な意見」
●別居をオススメしたいが、モラハラとの別居は注意も多い
●離婚するなら鋼の意思で。モラハラとの離婚は揉める
●証拠集めと意識の切り替えをもって、凜とした態度で離婚せよ
繰り返しですが、
離婚してもしなくても、わたしに責任はもてません。
だけどただ1つ言えることは、
わたしはモラハラ夫と離婚して幸せになりました。
「なんであんなにガマンしていたんだろう」って思えています。
もちろん、そんなカンタンじゃないと思います。
だけど、ここ1年で決断できたら、
きっとこの先10年は幸せになれるのではないでしょうか。
あなたがきっと、モラハラとの離婚の迷いを吹っ切れますように。